ヤクルト5連勝!バレ特大弾に小川監督「あそこまで飛ばさなくても」
「ヤクルト6-5巨人」(25日、京セラドーム大阪)
ヤクルトが今季3度目の5連勝を飾り、2位に浮上した。
2点を追う五回に山田哲の左前適時打、バレンティンの23号3ランなどで一挙5点を奪って逆転。七回にも中村のセーフティースクイズで1点を加えると、小刻みな継投で逃げ切った。
小川淳司監督は「山田、バレンティンと打つべく人が打ったのはチームとして大きい」と主軸の働きに満足げ。左翼5階席に打ち込んだバレンティンの特大弾には「あそこまで飛ばさなくてもという当たりだった」と苦笑いした。
リリーフ陣では、24日までの5日間で3連投を含む4試合に登板した近藤を起用せず。八回に1点差に詰め寄られてなお1死満塁の場面でも、普段はビハインドでの登板がほとんどの風張を送り込んだ。風張は期待に応え、長野、吉川尚を遊ゴロに打ち取って無失点で絶体絶命のピンチを脱出。指揮官は「使っていかないと成長につながらない。ああいう場面で抑えてくれると自信につながる。よく踏ん張ってくれた」と期待に応えた4年目右腕をたたえた。