広島新庄 ライバルに負けん 16安打16得点!六回12人攻撃で一挙8点

 「高校野球広島大会・準々決勝、広島新庄16-0広島工」(25日、しまなみ球場)

 2会場で準々決勝4試合が行われ、広陵、広島新庄、広島商、広島工大高が4強入り。26日に休日を挟み、27日にしまなみで準決勝が行われる。

 ライバル広陵の圧勝劇を目の前で見せられては、広島新庄も負けてはいられない。打ちも打ったり16安打16点。六回には打者12人を送り込む猛攻で一挙8点をもぎ取った。

 投げても“2枚看板”が強打の広島工打線に付け入るスキを与えなかった。2年生右腕の先発・桑田孝志郎投手が5回を4安打無失点に抑えれば、最後の1回はエース竹辺聖悟投手(3年)がピシャリと3人で抑え、完封リレーを完成させた。

 猛暑の中での戦いにも、ナインは元気いっぱい。「夏は技術よりも体力勝負」という迫田守昭監督(72)の指示で、大会の1カ月前からしっかりと睡眠を取ることを心掛けてきた。寮生活を送るナインは夜9時に就寝し、起床は早朝5時。規則正しい生活が夏バテ知らずの戦いにつながっている。

 昨夏3連覇を阻止された広陵にリベンジを果たして甲子園に行くことが目標だ。頂点まであと2勝。古川智也主将(3年)は「一戦一戦、目の前の戦いに集中できている。チームのムードは最高です」と声を弾ませた。

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