巨人、連敗脱出目前…マシソン、上原打たれ6連敗

 「巨人1-2ヤクルト」(26日、京セラドーム大阪)

 巨人は連敗脱出まであと1死までこぎ着けながらも、勝利にたどり着くことはできなかった。8回無失点だった先発・メルセデスの好投を生かせず6連敗。勝ちパターンを担うマシソン、上原がともに登板2戦続けて失点しての敗戦に、高橋監督は「次、また頑張ってもらうしかない」と言葉を絞り出した。

 九回のマウンドに上がり、同点打を許したマシソンは「打たれることもあるのが野球。(サヨナラ弾を浴びた)前回の登板を引きずっていることはない」と強気な言葉。一方、延長十一回に登板し決勝打を浴びた上原は「迷惑をかけている。自分のことをしっかりやりたい」と厳しい表情でバスに乗り込んだ。

 ヤクルト相手にホームゲームで3連戦3連敗を食らうのは2014年以来4年ぶり。6連敗中5試合が2点差以内と、僅差をものにできずに黒星を重ねている。借金は4に膨らみ、首位・広島との差は2桁の「10」に開いた。投打がかみ合わない悪循環。泥沼から抜け出せないまま、本拠地で出直しを図ることとなった。

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