大阪桐蔭エース根尾、決勝戦へ「100%の力を注ぎ込む」
「高校野球北大阪大会・準決勝、大阪桐蔭6-4履正社」(27日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
今春センバツを制して史上初2度目の甲子園春夏連覇を狙う大阪桐蔭が、履正社に九回2死走者なしから奇跡的な逆転勝ちをして、2年連続の決勝進出を決めた。
大阪桐蔭は1点ビハインドの九回、2死走者なしとなったが、ここから4連続四球で同点とすると、6番・山田健太内野手(3年)が勝ち越しの2点左前打を放ち逆転で勝利を奪った。
ドラフト候補のエースで、九回に押し出し四球を選んだ根尾は、逆転を許した八回で降板。最後は柿木にマウンドを託したが「こういう形で勝てたのはとても大きい。次の相手に切り替えて100%の力を注ぎ込んでぶつかります」と、28日の決勝戦での力投を約束した。