日本ハム移籍の藤岡が会見「優勝に貢献できるように」
ロッテからトレードで日本ハムに移籍した藤岡貴裕投手(29)の入団会見が27日、札幌ドーム内で行われた。
グレーのスーツにブルーのネクタイを締めて会見場に現れた左腕は「日本ハムファイターズはすごくいいチームだと千葉ロッテマリーンズにいた時から思っていたので、そのファイターズの力になれるように一生懸命がんばりたいと思います」とあいさつ。「どんなかたちであれチームの優勝に貢献できるようにしたいです。僕の持っているものをしっかり出して、ファンに応援してもらえるような選手になりたいです」と力強く宣言した。
同席した栗山監督は「野球の勝敗に一番直結するのは先発ピッチャーですし、長く軸になってくれるピッチャーが必要だった」と、先発投手として起用していく方針を示唆。「何年にもわたってローテーションを守るというのはすごく難しいというのは分かっていて、その安定感がチームの勝利の安定感につながるので。その力を持っていると信じて前に進んだ」と期待した。
藤岡貴は東洋大から11年度ドラフト1位でロッテに入団。通算160試合の登板で21勝30敗、16ホールド、防御率4・04。今季はまだ1軍のマウンドに立っておらず、2軍戦では13試合に登板して0勝4敗、防御率4・20の成績を残している。