オリックス 28日にも自力V消滅 西が今季ワーストの8失点 元阪神・岩本が光も
「日本ハム13-2オリックス」(27日、札幌ドーム)
負の流れを断ち切れない。オリックスが11点差の大敗で今季ワースト7連敗となり、きょう28日にも自力優勝の可能性が消滅する危機に。「何とか手を尽くしてやっていきます」。福良淳一監督は必死に前を向いた。
誤算だった。先発・西が初回に2点を先制されるなど5回10安打で今季ワースト8失点。打線は七回に武田が代打ソロ本塁打、八回に福田が適時打を放ったが、つけられた点差があまりにも大きかった。
ただ、新たな光も。元阪神でBCリーグ・福井から新加入した岩本が15年8月15日のヤクルト戦以来となるNPB登板。八回を1回無安打無失点で「抑えられてよかった」と右腕。この日、山本が疲労軽減のため出場選手登録を抹消された。チーム一丸で嫌な空気を振り払う。