広陵が23度目の甲子園 中井監督「広島を代表して勇気を与えるプレーをしたい」

 「高校野球広島大会・決勝、広陵5-4広島新庄」(28日、しまなみ球場)

 昨夏の甲子園で準優勝した広陵が延長十回サヨナラ勝ちし、2年連続23度目の優勝を決めた。優勝回数は、並んでいた広島商の22回を上回り県内最多となった。

 二回までに3点を先取されたが、三回に3本の長短打で3得点し同点。3-4の八回に再び追い付くと、4-4の延長十回2死二塁で藤井孝太外野手(2年)の左中間への適時打でサヨナラ勝利した。

 大会前には西日本豪雨が発生し、県内では大きな被害があった。中井哲之監督は目をうるませながら「2度、追い付いて選手はよく戦ってくれました。その一言につきます。野球ができる幸せを感じています。甲子園では広島を代表して戦う。災害を受けて、勇気を与えるプレーをしたい」と力を込めた。

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