横浜3年連続V 万波特大弾など15安打7点 サザン桑田悔し、鎌倉学園九回反撃届かず…
「高校野球南神奈川大会・決勝、横浜7-3鎌倉学園」(29日、横浜スタジアム)
横浜が15安打7点を奪い、3年連続18度目の優勝を決めた。
初回1死一、二塁から、プロ注目の4番・万波中正外野手(3年)の中堅の頭上を越える2点適時二塁打で先制。三回無死二塁では、またも万波が今大会2本目となる左翼へ特大の2ランを放つなど突き放した。6点リードの八回には、山崎拳登内野手(3年)が左翼席へソロ本塁打を放ち、ダメを押した。
悲願の夏甲子園初出場を目指した鎌倉学園は九回に反撃。横浜の背番号1を背負う左腕・板川佳矢(3年)から連打で1点を返し、なおも代わった万波を攻め、無死一、二塁から2点適時二塁打で2点を加点。4点差としてなおも無死二塁としたが、ここでマウンドに上がった及川雅貴(2年)に後続を断たれた。
南神奈川の頂点に立ち、同校初となる3年連続の夏切符を手にした平田徹監督は「神奈川県の代表として長く大阪にいたいと思います」と健闘を誓い、万波は「少しでもチームの勝利につながるプレーができて良かった。甲子園では絶対にやってやるという気持ち。強豪校も出てくるが、一泡吹かせてやりたい」と話していた。