西武ドラ1斉藤大、ピンチ抑えプロ初勝利 チームは今季最多の貯金17
「ロッテ3-9西武」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
西武のドラフト1位ルーキー・斉藤大将投手(明大)が3試合目でプロ初白星を手にした。6-2の四回1死満塁で先発の榎田に代わり登板すると、後続を断って無失点。五回に1点を失ったが、リードを守り「チームが勝てたことが一番良かった」とほっと息をついた。
四回のピンチでは最初の打者、鈴木への初球が外角に大きく外れた。それでも「抜けるよりは引っかかる方がいい。しっかり腕を振ろうと思った」と焦ることはなかった。鈴木を左飛に、平沢を空振り三振に仕留めた。
4点リードで登板しての白星に「頂いた勝利。自分で1勝を取れるようにしたい」と、自らの立ち位置は自覚している。チームは5連勝し貯金は今季最多の17。斉藤大は「このまま連勝が続くように、次の試合も頑張りたい」と話した。