大阪桐蔭・西谷監督「臆することなく、春夏連覇に挑戦したい」 試合後に堂々表明

 優勝しナインから胴上げされる大阪桐蔭・西谷監督(撮影・山口登)
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 「高校野球北大阪大会・決勝、大阪桐蔭23-2大院大高」(30日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 春夏連覇を狙う大阪桐蔭が26安打23得点の猛攻で大院大高を下し、2年連続の甲子園切符をつかんだ。チームを率いる西谷浩一監督(48)は試合後のインタビューで「去年も春夏連覇に挑戦したんですけど、辛い負けをしました(三回戦で仙台育英に敗戦)。そこからスタートしました。今日、大阪で勝てたので、本当の挑戦権を得たので正々堂々、臆することなく、春夏連覇に挑戦したいと思います」と堂々宣言した。

 試合は初回から4点を奪うなど猛打で主導権を握った。六回には藤原恭大外野手(3年)が今大会2本目、高校通算29本目となる2ランを放つなど打者2巡の18人攻撃で一挙13点を奪った。

 今大会の全国地方大会決勝は星稜(石川)の22点が最多だったが、これを超える最多得点。夏の大阪大会の決勝最多得点の記録も塗り替えた。これまでの最多は1921年・市岡中17-4桃山中、清原和博、桑田真澄がいた85年・PL学園17-0東海大仰星だった。

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