巨人、大阪ガス・近本外野手をリストアップ 俊足巧打が売り
巨人の今秋ドラフト上位候補に、大阪ガス・近本光司外野手(23)が30日、急浮上した。俊足巧打が売りで、今夏の都市対抗野球では決勝で適時打を放つなど21打数11安打の打率・524。チームの優勝に貢献し、首位打者賞と最高殊勲選手賞にあたる橋戸賞を受賞した。
この日、巨人は都内の球団事務所でスカウト会議を開いた。終了後に対応した岡崎スカウト部長は都市対抗野球の印象を問われ「近本なんかはいい活躍をしたけどね」と自ら名前を出し、「彼ももともといい選手。足も速くてバッティングも良くて」と賛辞の言葉を続けた。
巨人の外野陣は亀井、長野、陽岱鋼の3人が主力を張る。一方で若手が伸び悩んでおりこの日は育成の松原と支配下選手契約を締結した。レギュラーを張れる若手外野手の育成は大きなテーマの一つ。著しい活躍を見せた近本は即戦力としてうってつけの存在で、今後も注視を続けていく。