ロッテから移籍の日本ハム・藤岡が2軍戦で初登板も2回3失点
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「イースタン、日本ハム-DeNA」(2日、鎌ケ谷スタジアム)
ロッテからトレードで移籍した藤岡貴裕投手(29)が、八回からマウンドへ。移籍後初の実戦登板で2回6安打3失点と打ち込まれ、新天地で“ホロ苦デビュー”となった。
八回、先頭の飛雄馬は低めの変化球で空振り三振に仕留めたが、続く荒波に中前打。細川には四球を与え、山下に再び中前へ運ばれ1死満塁。狩野に左中間二塁打を浴び、いきなり2点を奪われた。
九回も先頭の百瀬に中前打で出塁を許し、続く代打・青柳の送りバントが内野安打に。宮本にも中前にはじき返され、1死満塁の大ピンチ。細川は空振り三振で切り抜けたが、白根の4球目に暴投でさらに1点を献上。同点に追いつかれた。
最速144キロの直球とカーブ、チェンジアップなどを織り交ぜて勝負に挑んだが、DeNA打線にはね返された。2イニングで打者13人に対して56球を要し、2奪三振1四球。谷口のサヨナラ二塁打で勝利投手となったが、後味は悪かった。