智弁和歌山、体調管理ばっちり 高嶋監督「ええもん食わします」
「第100回全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(2日、フェスティバルホール)
近江(滋賀)との近畿勢対決に、智弁和歌山(和歌山)の高嶋仁監督(72)は「やりたくないなあ。もう少し遠く(のチーム)とやりたかった」とぼやき節。今センバツ決勝で敗れた大阪桐蔭との対戦は双方が勝ち上がれば準々決勝以降の抽選次第となるが「(ブロックが)分かれるのと違いますか?」と決勝戦でのリベンジもにらむ。「経験プラス技術。去年から3回連続で甲子園に出ている選手もいていろんなことがわかっている」と手応えは十分だ。
今春は大会中にドラフト上位候補の林晃汰内野手(3年)ら複数がウイルス性胃腸炎でダウンした。「春みたいにならんように」と名将も健康管理には慎重で、主将の文元洸成内野手(3年)は「春は一緒の部屋で寝たりしたが、今回は自己管理を徹底している」と万全の対策を講じた。
体力強化へ「ええもん食わします。食えんとアカンから」と高嶋監督。林は「いい感じできているのでもっと調子を上げていきたい」と意気盛んに語っていた。