楽天・平石監督代行「ボールを見過ぎていた」打線沈黙で後半戦初の連敗

 「楽天0-3ロッテ」(4日、楽天生命パーク宮城)

 楽天打線が沈黙した。最下位からの逆襲に燃える平石イーグルスだが、後半戦に入り初の連敗となった。

 ロッテ・ボルシンガーに対し、二塁を踏むことすらできなかった。「真っ直ぐスライドするイメージはしていた。角度もあるし。想定内だと思いますが、打席の中で探りすぎていた感じがあった」と平石監督代行。「振りに行けていなかった。慎重になってボールを見過ぎていた」と唇をかんだ。

 この日は、左肋骨骨挫傷で登録抹消された藤田に代わり、スタメンにルーキーの山崎を起用。さらに茂木、ペゲーロをベンチスタートさせるなど、大幅に打線を組み替えたが、わずか3安打に終わった。

 先発の岸も、西武時代の2014年以来4年ぶりの2桁勝利が掛かっていたが、中盤に手痛い3失点。「ボルシンガーが相手だから先制点を取られないようにと思っていたけど…」と肩を落とした。

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