松井秀喜氏「魔物に襲われた」始球式はワンバウンド 力強い一球も頭を抱える

始球式を終え、星稜・奥川投手(左)と握手する松井秀喜氏=甲子園(撮影・佐藤厚)
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 「第100回全国高校野球選手権・1回戦、藤蔭-星稜」(5日、甲子園球場)

 星稜OBの松井秀喜氏が、開幕戦で「甲子園レジェンド始球式」の先陣を切った。

 後攻は星稜。後輩がバックで守り、メモリアルにふさわしい光景が広がるなか、大きな拍手を一身に受けマウンドへ上がった。全力での力強い一球で投じたが、外角低めに外れるワンバウンドのボール球。思わず頭を抱えて照れ笑いを浮かべたが、星稜の先発、奥川に声をかけてマウンドを後にした。

 松井氏は90年から92年まで、星稜の一員として3年連続で夏の甲子園に出場しているが、「甲子園のマウンドは未経験で、経験不足が露呈して、甲子園の魔物に襲われた」と、ユーモアあふれるコメント。

 球児へのエールを求められ、「彼らにしか与えられていない舞台。幸せを感じて、感謝の気持ちを持ってプレーしてほしい」と語った。

 星稜が開幕戦を引き当てたことには「驚きました。だれかがしくんだんじゃないかと…」と、冗談をまじえて笑わせた。

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