甲子園で史上初タイブレーク 高野連「歴史刻んだ」 十四回での決着も「予想通り」
「第100回全国高校野球選手権・1回戦、佐久長聖5-4旭川大高」(6日、甲子園球場)
甲子園で初めて適用されたタイブレーク。日本高野連の竹中雅彦事務局長は「高校野球として、新たな歴史を刻んだ日になったのではないか」と感想を口にした。
進行に関しては審判員らがシミュレーションを行ってきたこともあり、イニング間は約2分と、通常とほぼ変わらず。「結果としてはスムーズにできた」とした。十四回での決着も「調査では大体1、2イニングがほとんど。予想通りかな」と見解を示した。
選手の健康管理が導入の最大目的。「できれば十二回までに決着がつくのがベスト」としながら「十五回(引き分け)までいって、両チームが疲れた状態で再試合となることを考えれば、よかったんじゃないか」と前向きにとらえた。