レジェンド始球式に浪商OB牛島氏が登場 女房役・香川さんにも言及「彼がいたおかげ」

始球式を務めた牛島和彦氏(右)は丸亀城西の先発投手・大前(1)と握手を交わす。後方左は打者を務めた日南学園・中原=甲子園(撮影・中田匡峻)
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 「第100回全国高校野球選手権・1回戦、日南学園2-0丸亀城西」(8日、甲子園球場)

 浪商(現・大体大浪商)OBで中日、ロッテで活躍した牛島和彦氏が「レジェンド始球式」に登場した。

 高校時代の勇姿がオーロラビジョンで流され、マウンドに上がった。セットポジションから投じた一球は、ホームベースの前でワンバウンド。観客からは大きな拍手を浴びたが「球が抜けそうになり、引っ掛かってしまった」と苦笑いした。

 浪商時代は“ドカベン”こと香川伸行さんとバッテリーを組み、甲子園に3回出場した。3年春の選抜高校野球では準優勝に輝いた。

 当時の女房役香川さんは14年に52歳でこの世を去った。「彼がいたおかげで(高校時代に)注目された。香川は中学からスーパースターで、レベルの差を感じていた。ライバル関係というより、彼に追いつこうという気持ちがあった。その人に勝ちたいと思える人間がチームにいるのはいいことだった」と当時を振り返った。

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