巨人・阿部V3ラン 初回にガツン!! 6・17以来スタメン 

 「巨人3-1阪神」(8日、東京ドーム)

 一打に賭ける男が勝負を制した。6月17日以来のスタメンとなった巨人・阿部慎之助内野手が、期待に応える先制3ラン。才木から放ったこの一撃で、227人目からの本塁打となり、阪神・金本監督を抜いて歴代単独2位に浮上した。「積み重ねてきたものがたまたまそうなった」と語った背番号10は、お立ち台で「最高でーす」と叫び、「松井さん、原さんのW解説の前で打ててうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 豪快弾でG党を魅了した。初回、2死二、三塁と先制の絶好機で打席を迎えた。カウントは2-2となり「変化球を頭に入れながらだったが、反応ができた」と才木の147キロ直球を豪快に右翼席へぶち込んだ。

 試合前に突如スタメンが告げられた。「心拍数が上がった」と振り返ったが「気持ちは代打のつもりでいった。代打の難しさは分かっているしね。4打席勝負ができる所を1打席、1打席に区切って勝負していることがいい結果につながっている」。動じることなく、最初の好機で確実に仕留めた。

 解説席から見守った松井秀喜氏は「さすがですよね。パッと出て、失投を逃さずいきなりホームランを打つわけですから」と手放しに褒めた。ベテランの6月14日以来の一発で、3カード連続の勝ち越しに望みをつないだ。

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