創志・西の圧巻投球に創成館驚がく「あれは打てない」「根尾、柿木クラス」
「第100回全国高校野球選手権・1回戦、創志学園7-0創成館」(9日、甲子園球場)
創志学園(岡山)の西純也投手(2年)が創成館(長崎)相手に毎回の16奪三振、4安打、無四球完封の快投を繰り広げた。創成館は昨秋の明治神宮大会準優勝の強豪校ながら、相手の2年生エースを前に先発メンバー全員が三振を喫した。
4番の杉原健介内野手(3年)は「変化球のキレがすごかった」とスライダーに対応できず。徳吉涼太内野手(3年)は「(今まで対戦した投手の中でも)大阪桐蔭・根尾、柿木クラス」と今秋ドラフト上位候補に挙げられる逸材の名前を挙げた。
甲子園春夏連続出場を果たし、今春センバツでは8強入りしたチームの力を持ってしても、手がつけられなかった西の快投とは-。対戦した先発メンバーの証言を集めた。
【創成館の先発メンバーのコメント】
1番・峯圭汰外野手(3年)「2年生なのにすごくいい球を投げていいピッチャーだな」
2番・鳥飼悠斗内野手(3年)「ストレートのキレもよかった。(対応できなかったのは)全打席です」
3番・松山隆一外野手(3年)「左バッターに対するインコースのスライダーが一番よかった。あれは打てない」
4番・杉原健介内野手(3年)「変化球のキレがすごかった。速球もマシンで練習したんですが…」
5番・松浪基内野手(3年)「(スライダーは)振り始めたら曲がる。(直球と変化球で)ほとんど投げ方が一緒」
6番・野口恭佑外野手(3年)「ボールの勢いと質がイメージと違った。想像以上」
7番・川原陸投手(3年)「スライダーのキレがいい。2年生とは思えないピッチングですごい」
8番・平松大輝捕手(3年)「いままで対戦した中で一番いいピッチャー。スライダーが想像以上にいい」
9番・徳吉涼太内野手(3年)「速かった。(今まで対戦した投手の中でも)大阪桐蔭・根尾、柿木クラス」