“琉球の大魔神”興南・宮城が救ったぁ 八回無死満塁ピシャリ!沖縄県勢夏70勝

 「第100回全国高校野球選手権・1回戦、興南6-2土浦日大」(9日、甲子園球場)

 “琉球の大魔神”が絶体絶命のピンチを救った。興南(沖縄)・宮城大弥投手(2年)が好救援。2点リードの八回無死満塁で左翼から登板すると、空振り三振、投ゴロ併殺で本塁を踏ませずに切り抜けた。

 「1点はいいと言われたけど、自分は1点もやらないと思っていた」としてやったり。1年生で先発した昨夏の初戦は、一発を浴びて五回途中4失点で降板。智弁和歌山に逆転負けした。相手に恐怖を感じた弱さを克服すべく磨いたのは右打者への内角直球。その武器で見事な火消しを見せ「去年の悔しさを晴らせた」と喜んだ。

 三回から攻撃中にブルペンでアピールしていた宮城に、我喜屋優監督(68)も「今日はハートで投げていた」。成長を示した左腕の快投が、沖縄勢夏70勝をもたらした。

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