巨人 河野と篠原の出場停止処分を解除「反省の態度が顕著」
巨人は10日、不適切行為で球団から出場停止処分を科されていた河野元貴捕手、篠原慎平投手の処分を解除したと発表した。
両選手は6月10日深夜から11日未明にかけて、都内の飲食店の個室で知人らと飲食。その席で、篠原が裸になった動画を河野がスマートフォンで撮影。自身のSNSで公開した。こうした行動は球団の規律で違反されており、即座に処分が科された。
処分解除の理由について、球団は「6月13日からの自宅謹慎を含めて約2カ月が経過し、この間の反省の態度が顕著なこと」、「(処分が下された)7月8日以降、練習に真摯に打ち込んだほか、球拾いや練習後の読売ジャイアンツ球場周辺での清掃、ベンチの清掃等の活動を積極的に行ってきたこと」の2点を挙げた。
河野は「自分の甘さから重大な結果を招き、関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを大変申し訳なく思います。野球を続けさせていただけることに感謝する気持ちを忘れず、野球に真摯に取り組んでゆきます」
篠原は「育成選手から支配下選手になれたのに自分でチャンスをつぶすような行動をしてしまい、大変申し訳ありませんでした。育成選手時代の気持ちを思いだし、支えて下さる皆様に感謝をしながら野球に取り組みます」と、それぞれ球団を通じてコメントした。
18年の参稼報酬のうち、7月以降に支給される金額の20%に相当する罰金は継続される。