松井さんに並びました! 日大三・木代、史上5人目の1試合5四死球
「第100回全国高校野球選手権・1回戦、日大三16-3折尾愛真」(10日、甲子園球場)
日大三(西東京)の木代(きしろ)成内野手(3年)が1試合5四死球(四球3、死球2)で大会記録に並んだ。史上5人目で、今大会の「レジェンド始球式」のトップバッターを務めた“5連続敬遠”の星稜・松井秀喜さん(元ヤンキース)らと肩を並べ「光栄です」と笑顔を見せた。
もちろん、チームの勝利につながったことを何よりも喜んだ。初回だけで2四球を選ぶと、三回には左翼への二塁打を放って全6出塁で2得点。2番打者として渋い働きに「自分の仕事ができた」と胸を張った。
聖地でも得点パターンをしっかり確立。「自分が出て3、4、5番がかえす、ということが甲子園でもできてよかった」。強力打線のつなぎ役として、次戦も出塁を第一にプレーする。