ソフトバンク、またも貯金ならず 工藤監督「再スタートです」
「ソフトバンク1-3日本ハム」(11日、ヤフオクドーム)
ソフトバンクに「貯金1」の壁がまたしても立ちはだかった。7月28日の借金突入以来、なんとか勝率5割までは盛り返すものの、その次の試合を勝てない。この日で貯金復帰挑戦は4度続けて失敗となった。
工藤公康監督は「再スタートです。終わったゲームより、また明日。しっかり前を向いていきましょう」と努めて明るく振る舞った。
しかし、新人左腕の大竹耕太郎投手が6回1失点と好投しながら打線が援護できず、同点の9回に投入した森唯斗投手があっさり2失点しての負けはあまりに痛恨だ。
「9回を託している投手が打たれたのだから、チームとしては仕方ないと思っている。彼も割り切って次の試合に臨んでほしいし、気持ちで投げるタイプだから悔しさをぶつけてほしい」と指揮官は抑え右腕を責めなかった。
しかし、このような戦いを繰り返しているうちに、残り試合数はどんどん減る一方である。