ソフトバンク 6発11点大勝 工藤監督は「チームに勢いがつく」

 「ソフトバンク11-5日本ハム」(12日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが五回までに6本塁打を含む先発全員の13安打を集め、11点を奪って大勝。工藤監督は「すごくチームに勢いがつくというか、乗っていく本塁打をみんなが打ってくれた」と鮮やかな一発攻勢を称えた。

 先陣を切ったのは柳田。1点を先制された直後の一回1死三塁で、左翼席中段へ逆転の25号2ラン。首痛で途中交代した7月24日以来の一発。実戦復帰した8月2日以降は調子が上がらず、打席での左足の角度と右足の踏み込みを修正し、逆方向への快打で復調を示した。

 これで打線に火が付いた。三回は上林の17号ソロと中村晃の3ランで突き放す。五回はデスパイネの25号2ラン、松田宣の2打席連発となる22号2ランでダメ押し。勝率を5割に戻した。

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