下関国際、初の8強進出 エース鶴田が完投勝利

好投する下関国際先発の鶴田=甲子園(撮影・持木克友)
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 「第100回全国高校野球選手権・3回戦、下関国際4-1木更津総合」(17日、甲子園球場)

 下関国際(山口)が初のベスト8進出。山口県勢が夏の甲子園で3勝を飾るのは05年の宇部商以来、13年ぶりとなった。

 守り勝ちだった。エースの鶴田克樹投手(3年)が140キロ超の直球を軸に、ツーシームでバットの芯を外す巧みな投球術を披露。1失点で、3試合連続の完投勝利を飾った。バックも再三、ファインプレーで鶴田をもり立て、終盤まで続いたロースコアの展開を支えた。

 木更津総合は鶴田に要所を締められ、得点はソロで奪った1点のみ。2年ぶりの8強進出はならなかった。

 下関国際は準々決勝で龍谷大平安(京都)-日大三(西東京)の勝者と対戦。山口県勢として05年の宇部商以来、13年ぶりの4強進出を目指す。

 下関国際・坂原監督「力以上のものを出してくれて驚いている。終盤2点、3点リードされているイメージで入ったが、逆にリードしたので『守りに入らないように』と言った。鶴田もよく投げてくれたし、二遊間を中心によく守ってくれた。日頃、練習してきたことをしっかり出してくれた」

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