ソフトバンク・ミランダ 感激デビュー星 5回2/3を2失点「大きな一日」
「オリックス2-7ソフトバンク」(18日、京セラドーム大阪)
上々のデビュー戦だ。7月に米球界から加入したソフトバンクのアリエル・ミランダ投手が六回途中を4安打2失点にまとめ、来日初登板勝利を挙げた。身長188センチのサウスポーは「日本で野球ができること自体がうれしいし、野球人生で大きな一日になった」と喜んだ。
序盤からテンポ良く投げ、三回まで無失点。四回に吉田正に中堅右へ同点2ランを浴びたが、直後に持ち味を出した。粘るT-岡田を外角低めの変化球で二ゴロに打ち取ると、伏見と大城は沈む球で片付けた。
新戦力の好投で貯金は1カ月ぶりの3とし「次に期待が持てる。みんなにとっていい刺激になればプラス」と工藤監督。ミランダは「チーム一体となって投げられた。これからも頑張りたい」と柔和な笑顔を見せた。