大阪桐蔭・根尾、次はアジア王者へ 金足農・吉田と“共闘”宣言
21日に終了した全国高校野球選手権で、史上初の2度目の春夏連覇を飾った大阪桐蔭ナインが22日、大阪市内の宿舎で取材に対応。決勝戦で本塁打を放ったプロ注目の根尾昴投手は、U-18アジア選手権で金足農・吉田輝星との“共闘”を宣言した。
優勝から一夜明け、ナインはみな笑顔が弾けた。根尾は「まだ実感がわかない。みんなの応援がなければ勝てなかった。ありがとうと伝えたい」とチームメイトや周囲らの支えに改めて感謝した。
次戦はU-18となるが、そこには金足農の吉田もメンバーに選ばれている。ライバルから一転、今度はチームメイトとなるが「対戦して素晴らしい投手だったし、いろいろ話したい。どうやって投げるかとか、トレーニングとかを聞きたい」と再会を心待ちにした。
藤原恭大外野手も「まだ実感がない。これから練習する気がします」と苦笑い。U-18についても「去年、(報徳学園の)小園といい経験をさせてもらったので、先頭に立ってやりたい。責任感じるのでふさわしい戦いができればと思います」とアジア王者を目指し、気持ちを新たにしていた。