高校野球決勝 視聴率はハンカチ王子VSマー君以来の高水準…過去10年トップ
21日にNHK総合などが中継した第100回全国高校野球選手権・決勝「大阪桐蔭-金足農」の視聴率が、全国で異例の高数字を記録したことが22日、分かった。
貫禄の試合運びで史上初の2度目春夏連覇を達成した大阪桐蔭(北大阪)の地元、関西地区では、NHK総合が平均15・9%(瞬間最高19・2%)、ABCテレビが平均13・1%(瞬間最高15・7%)を記録。いずれも過去10年の夏の甲子園中継で最高の数字となった。
関西では両局が毎年、夏の高校野球の同時中継を行っており、数字を分け合っているが、両局ともに2けた数字を記録するのは近年異例。いずれも、早実・斎藤佑樹-駒大苫小牧・田中将大が対決し、引き分け再試合となった06年決勝と同水準の高数字だった。
06年決勝はNHK(16・0%、再試合14・7%)、ABC(15・8%、再試合14・6%)だった。
また21日は関東地区でも平均20・3%をマーク。過去10年で最高の数字だった。(数字はビデオリサーチ日報調べ)