ソフトバンク美間1軍昇格見送られるも練習参加 工藤監督「良いもの持っている」
「ソフトバンク-西武」(24日、ヤフオクドーム)
7月のトレードで広島から入団した美間優槻内野手が西武戦の試合前練習に参加した。
美間はソフトバンク移籍後の2軍戦では17試合に出場して打率2割1分、2本塁打、9打点と成績自体は振るわないが、8月4日の阪神戦(鳴尾浜)では藤浪から一発を放って持ち前の長打力をアピールしていた。
フリー打撃を見守った工藤監督は「(移籍後)初めての1軍練習で緊張していたのかな。コーチの『ラスト』の声も聞こえていなかったみたいだしね。だけどブレない打撃をしている。良いものを持っている」と評価した。
この日、試合前練習に姿を見せずにベンチ裏で調整をした川島慶三内野手の状態次第で1軍昇格も見込まれたが、工藤監督は「万が一を考えて来てもらったが、(川島は)問題なさそう」と話し、美間の昇格は見送られた。