日本ハム・清宮 惜しくもサイクルはならず 最終打席は中飛
「日本ハム-楽天」(25日、札幌ドーム)
日本ハム・清宮幸太郎内野手が、王手をかけていたサイクル安打達成を逃した。
二塁打を残して迎えた十二回、1死の最終打席。楽天・ハーマンに対し、積極的に初球をスイングしたが、定位置の中飛だった。
この試合、清宮の打棒が爆発。二回に右前打を放つと、同点の八回には一時勝ち越しとなる4号ソロを放った。さらに延長十回に2死走者なしから、中堅フェンスを直撃するプロ初の三塁打で出塁。得点には結びつかなかったが、サイクル安打にリーチをかけた。
パ・リーグでは今季、ソフトバンクの柳田悠岐外野手が4月21日・日本ハム戦で、セ・リーグでは中日の平田良介外野手ら3人が達成。清宮にも大きな期待がかかったが、本拠地がため息に包まれた。
それでも1軍昇格後は5試合に出場し、18打数7安打、打率・389、3本塁打、8打点。高卒1年目とは思えない、強烈な存在感を示している。