巨人・菅野 完封は「小林のおかげです!」女房役とがっちり抱擁

完封勝利を挙げ、小林(左)とがっちり握手の菅野(撮影・金田祐二)
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 「巨人6-0阪神」(25日、東京ドーム)

 巨人・菅野智之投手が、2戦連続の完封勝利。11勝目(7敗)を飾った。チームは阪神との対戦成績を13勝7敗とし、7年連続で勝ち越しを決めた。

 菅野は初回、2死満塁のピンチをしのぐと、調子が上昇。150キロ超の直球を軸に、阪神打線を力でねじ伏せた。八回、1死で北條を空振り三振に仕留め、7月6日の広島戦以来の2桁奪三振に到達。9回124球を投げきり、7安打で今季5度目の完封。12奪三振をマークした。

 最後の打者を仕留め、女房役の小林とがっちり抱擁。「立ち上がりはばたつきましたが、満足しています」と安どの笑みを浮かべ、完封の要因については「小林がうまくひっぱってくれたと思います。小林のおかげです」とうなずいた。

 終盤も緩めることなくギアを入れ、「余力はまだまだ残っていた、1点もやらないぞという強い気持ちでマウンドに立っていました」と振り返り、「まだ20数試合のこっている。全部勝つつもりで最後まで戦いたい」と先を見据えた。

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