高校日本代表、選手の要望で練習時間4倍に 永田監督「こちらからストップした」

永田裕治監督(右)の見つめる中力の込もった投球をみせる吉田輝星=宮崎市内のグラウンド(撮影・持木克友)
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 第12回U18アジア選手権(9月3日開幕・宮崎)に出場する高校日本代表が、試合会場のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で練習を行った。当初はグラウンド確認や調整の30分ほどで終える予定だったが、選手の要望もあって約2時間、汗を流した。

 午前11時前に球場へ到着。全員がポジションごとに分かれて、グラウンドなどのチェックを始めた。その後はランニングなどを行っていたが、大阪桐蔭・藤原恭大外野手と浦和学院・蛭間拓哉外野手(ともに3年)がキャッチボールを始めると、せきを切ったように全員が練習を始めた。

 投手陣は外野で遠投やキャッチボール。内野手はノックを受け、外野手はバックネットでティー打撃を行った。

 永田裕治監督は「ずっと休んでいなかったので30分だけしようかと言っていたけど、選手の要望があって、結局、4倍の2時間になりました。あまりにも長くなるのでこっちからストップしました」と苦笑い。「(宿舎で)昼からゆっくりできるけど、『あれがしたい』。『これがしたい』と。選手は元気です」とうれしい悲鳴を上げた。練習後は球場での記念撮影タイムを設け、リラックスムードで球場を後にした。

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