オリックス・山田、稲尾に並んだ オレも鉄腕!月間最多18試合登板日本記録
「オリックス0-1西武」(31日、京セラドーム大阪)
9年目のオリックス・山田修義投手が勲章を得た。プロ野球記録に並ぶ月間18試合登板。歌藤の球団記録を塗り替え、稲尾(西鉄)、益田(ロッテ)、フランスア(広島)に並んだ。
登板したのは0-1で迎えた七回。先頭の源田を中飛。秋山に右前打されると交代したが、救援した比嘉が追加点を許さず、1/3回を1安打無失点。「投げさせてもらえて良かった。記録は本当にうれしいです」。8月はチーム25試合のうち18試合に登板した。
育成枠も経験した。敦賀気比高から2009年度ドラフト3位で入団。高卒ルーキーとして先発に抜てきされるほど期待されながら、左肘を痛めて14年4月に手術。そのオフに育成選手となり、翌15年7月に支配下選手に復帰した。プロ初勝利を挙げたのが入団7年目の16年。この日の敗戦で自力でCSに進出する可能性は消えたが、昨季まで8年間で31試合登板だった男が、貴重な左腕のリリーバーとして巻き返しに尽力する。