中日・松坂、移籍後ワースト2回7失点でKO「序盤でゲーム壊し、申し訳ない」
「中日-巨人」(2日、ナゴヤドーム)
中日・松坂大輔投手(37)が6勝目をかけて、8月16日以来となる先発マウンドに上がったが、移籍後ワーストとなる2回9安打7失点でKOされた。
巨人とは今季3度目の対戦となるが、過去2戦2敗、防御率7・36と苦手にしている。初回、坂本勇、重信の長短打などで1死二、三塁のピンチを招くと、岡本に中堅右への3ランを浴びた。
続く二回は今村、坂本勇を打ち取り簡単に2死となったものの、重信に右翼席へプロ初本塁打を浴びた。
さらにマギーに左前打を許すと、岡本には左翼フェンス直撃の適時二塁打を許し、5点目を失った。
この日は武器のカットボールが思うように制球できず、亀井、ゲレーロにも連続タイムリーを許し、2死からの5連打でこの回4失点。2回で計9安打7失点と散々な内容になってしまった。
この回の裏の打席で、代打が送られ、中16日の先発マウンドは無念の降板となった。
松坂は「序盤からゲームを壊してしまい、申し訳ございませんでした」と言葉すくなだった。