巨人・重信、誕生日の母に捧ぐプロ初アーチ ホームランボールは「お母さんに」
「中日9-13巨人」(2日、ナゴヤドーム)
巨人が17安打13得点で乱打戦を制した。
初回、坂本勇、重信の連打などで1死二、三塁とすると、岡本が中日の先発・松坂の真ん中高めのカットボールをバックスクリーン右へ28号3ランを放ち、先制した。
続く二回には2死から重信が右翼席へプロ初アーチをかけ、4点目。さらにマギー以下が4連打し、この回計4点を加え、松坂をKOした。
その後も攻撃の手を緩めず、2桁得点をマーク。終盤、中日の猛反撃に遭いながらも、逃げ切った。
試合後、お立ち台には、プロ初本塁打を含む3安打1打点をマークした重信が上がった。最初に初本塁打の感触を尋ねられたが、「その前に一言言わせてください。お母さん誕生日おめでとう~!」と質問を制して、まずは母を祝福した。
「きのう仕事ができてなかったので、思いきりいこうと思ってました。ライトは越えると思ったけど、まさか入るとは思わずに、一生懸命走りました。審判の方が腕を回して(本塁打と)気付きました」とプロでの初感触を振り返っていた。
ホームランボールについては「お母さんに渡したいと思います」と親孝行ぶりを見せていた。