日本ハム・清宮に強力ライバル アルシアに浅間も「状態いい」
日本ハム・清宮に新たな試練だ。日本ハム・栗山英樹監督(57)が3日、羽田空港で取材に応じ、清宮幸太郎内野手(19)と指名打者の枠を争うアルシアに加えて「浅間の状態もいい」とスタメン抜てきを示唆した。
4日からは5ゲーム差で追う首位・西武との2連戦(旭川)。逆転優勝へ「勝つために一番確率の高い選手を使う」と指揮官に迷いはない。
椎間板ヘルニアから復活した浅間は今季、18試合に出場し打率・275。高い外野守備力も兼ね備え、先発出場の場合は近藤を指名打者で起用できる。
清宮は最近4試合は13打数1安打で打率・077。通算303勝のレジェンド・スタルヒン伝説の地で「(勝利に)貢献できるようなプレーをしたい」と闘志をみなぎらせる。
8月21日・ソフトバンク戦では、ベーブ・ルースと縁深い静岡・草薙で一発を放った。偉人が残した足跡をたどり、また力に変える。「崩されないように自分のタイミングで打ちたい」。自らの手で、チャンスをつかむ。