ヤクルト小川監督、来季続投が決定 衣笠社長評価「戦いに粘り」

 ヤクルト・小川淳司監督(61)が球団から来季続投を要請され、受諾したことを4日、明らかにした。衣笠剛社長兼オーナー代行(69)と2日に会談し、要請を快諾した。来季が2年契約の2年目。続投の正式決定に「ありがたく、その思いしかない」と語った。

 小川監督は昨年10月に就任。今季は交流戦で球団史上初の最高勝率に導き、現在CS圏内の2位。球団ワーストの96敗で最下位となった昨季からチームを立て直した。また5年目の西浦が遊撃に定着。2年目の中尾、4年目の風張がそろって40試合以上に登板するなど、若手を中心にチームの底上げも進んだ。

 球団は成績と育成、両面の手腕を高く評価。衣笠社長は「戦いに粘りも出てきた。首脳陣をうまくまとめているし、若手も育ってきている」と称賛した。

 小川監督は「優勝が第一で戦っていくことに変わりはないが、いかに戦力を上げていくかも含めてやっていかないといけないと、あらためて感じた」と底上げの重要性に言及。「CSを狙える位置にいる。何とか最終的にいられれば」と今季の目標を口にした。

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