武田一浩氏 解説中に体調不良で退席 森中アナ一人で大リーグ実況

 NHKBS1で5日に中継された大リーグ「レンジャーズ対エンゼルス」で、解説の武田一浩氏(53)が中継途中で体調不良のため退席するアクシデントがあり、途中から森中直樹アナウンサーが一人で中継を担当した。

 武田氏は中継最初には「よろしくお願いします」と元気にあいさつ。この日2番指名打者で出場した大谷についても、試合開始前までは左投手から本塁打がないことに「対戦が少ないので、慣れればきっと打てると思う」などと語っていた。その言葉通り、大谷は六回の第三打席で、メジャー初となる左投手からの本塁打を放った。

 だが、その時にはすでに武田氏の声はテレビからは聞こえず。二回裏から武田氏の発言がなくなり森中アナが一人で実況を務めていた。

 三回を終了したところで森中アナが「大変申し訳ありませんが、解説の武田一浩さんが体調不良のため今、放送席を離れました。しばらくは私一人でお伝えして参ります」と説明した。その後も何度か武田氏の体調不良を伝え、視聴者への理解を求めていた。

 結局、最後まで武田氏は放送席に戻らず。体調不良の詳細については中継中は触れなかった。

 武田氏は1987年秋のドラフト会議で日本ハムに1位指名されてプロ野球入り。日本ハム、ダイエー(現ソフトバンク)、中日で主力投手として活躍し、1991年に最優秀救援投手、98年に最多勝のタイトルを獲得している。2002年、巨人で引退した。

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