吉田輝星から3ランの韓国選手「予想よりいい投手」斗山から指名のキム・デハン
「U18アジア選手権、日本1-3韓国」(5日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)
日本は先発した金足農・吉田輝星投手が6回2安打も初回に浴びた3ランに泣き、韓国に黒星を喫した。夏の甲子園での活躍から注目を集めた吉田に対して、ホームランを打ったキム・デハンは「予想よりいい投手だった」と振り返った。
身長185センチ、体重83キロの体格で、斗山からドラフト指名を受け、投手として最速154キロを誇る“二刀流”でもあるキム・デハンは「予想よりいい投手だった。甲子園でも人気があったし、実際に拍手を受けているのを見てすごいなと思いました」と振り返った。ホームランにしたのは「スライダー」だといい、「体が反応した」とコメントした。
キム・ソンヨン監督も「吉田はいい投手だった。若いけど、技術も闘志もあってバランスの取れた投手だった」とたたえた。ただ、一方で「でも韓国にも吉田に負けない投手がいるので」とも付け加えた。
吉田は初回、1死一、二塁から投じた初球スライダーを左翼席へ運ばれ、いきなり3点を失った。その後は得点を与えず、6回3失点、95球で交代した。