日本ハム選手ら仙台に移動できず 札幌で被災…全員無事 清宮は「大丈夫」

 日本ハムは6日、同日未明に発生した北海道胆振地方中東部を震源とする最大震度7の地震に対して栗山監督、コーチ、選手、球団職員ら全員の無事が確認できたと発表した。

 チーム本隊は5日・西武戦(旭川)の試合後にバスで札幌に移動。同市東区の合宿所で被災した上沢は「僕が最初に廊下に出て、その後にみんな出てきた」と混乱した当時の様子を説明。浦野は「経験したことのないすごい揺れだった」と恐怖体験に体を震わせた。

 施設内に破損部分はなかったが、停電と断水で日常生活すらままならない状態。電車やバスなど公共交通機関は完全に麻痺し、朝から救急車のサイレンが鳴り響く異様な雰囲気のまま1日が過ぎた。

 この日は新千歳空港から仙台に移動する予定を断念し、7日・楽天戦も中止が決定。7日に新千歳空港が閉鎖状態であれば旭川空港から羽田に飛び、その後は新幹線で仙台へ向かう可能性が高い。「僕は大丈夫です」と話した清宮。被災した北の大地に胸を痛めながら、戦いに向かう。

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