U18日本・吉田「申し訳ないです…」決勝打を打たれショック隠せず

 試合後、ベンチでぼう然とするU18日本代表・吉田(撮影・中田匡峻)
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 「U18アジア選手権、日本1-3台湾」(7日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)

 日本・吉田輝星投手(3年)=金足農=が、中1日で救援登板。決勝点を献上し、韓国戦に続いて敗戦投手となった。日本は4大会ぶりに決勝進出を逃した。

 まさかの敗戦。試合後の吉田はショックを隠せなかった。「全然ダメでした。(韓国戦と)2試合とも自分が潰している」。

 味方が同点に追いついた直後、1-1の四回から登板。1死から中前打で出塁を許し、犠打で2死二塁。四球で一、二塁とピンチを広げると、8番のツェンに勝ち越しの左前適時打を打たれた。さらに1番・チャンにセーフティーバントを決められ、1-3と2点リードを許した。

 直球の最速は148キロ。だが、徐々に球速は落ち、制球も欠き、表情からも疲労の色がにじんでいた。それでも五回以降は直球、変化球を必死に低めへ集めて無失点。95球を投げた韓国戦から中1日で、58球を投げた。

 ここからは中国と3位の座をかけて戦う。来年のW杯出場権を確保するために、絶対に負けられない戦い。ただ、気持ちの切り替えが難しい状況に、吉田は「申し訳ないです…」と言葉を絞り出すのがやっとだった。

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