オリックス・山本、20歳50戦登板 35ホールド!新人王争い勝ち抜く
「ソフトバンク1-3オリックス」(7日、ヤフオクドーム)
高卒2年目のオリックス・山本が50試合登板。八回を三者凡退に締め35ホールドポイント。トップの日本ハム・宮西に1差に迫った。20歳の50試合登板は球団では1995年に新人王を獲得した平井正史(現投手コーチ)以来となった。
MAX153キロの直球で今宮を遊ゴロに仕留めれば、牧原には150キロのカットボールで内角を突いた。強力鷹打線を寄せ付けない投球は圧巻だった。
「マウンドに上がったらふわふわした感じだった。丁寧にいったのがよかった。50試合?振り返ってみるとあっという間でした。疲れはきてます。50試合投げた喜びもあるんですけど浮かれずに自分の体と見つめ合ってケアをしていきたい」
最優秀中継ぎ投手のタイトル争いに加えて新人王も有資格者。こちらは楽天・田中、ロッテ・藤岡らとの争いになる。
「せっかくここまで投げたから狙えるものは取りたいです」
残り試合も剛腕で強烈アピールをしてみせる。