ロッテ・平沢、収穫3号2ラン 西武・菊池から一発「自信になる」
「西武10-4ロッテ」(7日、メットライフドーム)
20歳、若武者の強烈な一撃だった。五回1死一塁。ロッテ・平沢がカウント2-1から菊池の147キロストレートを捉えた打球は、右翼席へ放物線を描いた。3号2ランだ。
「甘いボールを見逃さずに打つことができた」と振り返り、リーグを代表する左腕からの一発に「いい投手なので自信になります」と力を込めた。
5日、本拠地でのソフトバンク戦。中田のストレートを右翼席中段に運んだ。風の中での本塁打を「これまでで一番の当たり」と話していたが、自信が自信を呼んでいる。
三回1死三塁では142キロのスライダーを左へ犠飛。「チャンスで打ちたい。四球でもいい。チームに貢献したい」。ZOZOマリンの試合後は室内練習場で打ち込む。「練習でしっかりとやっていきたい」。平沢が実りの秋を迎えている。