ソフトバンク千賀「情けない」 山足に3ラン浴び5敗目

 「ソフトバンク1-3オリックス」(7日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンク・千賀が勝負どころで不覚を取った。1点リードの三回、新人の山足に投じた初球が甘く入る。芯で捉えられた打球は左翼フェンスを越え、プロ初本塁打となる逆転3ランを献上した。八回まで投げたが、5敗目を喫し「大事な試合で本当に情けない」と落胆。首位西武が勝ったためゲーム差は5に広がった。

 三回は自らのミスでピンチを広げた後だった。先頭のT-岡田に中前打を許すと、小田のバントで処理を焦り、二塁への送球が大きくそれてオールセーフ。犠打で走者を進められた直後に被弾した。

 8月は4戦4勝、防御率0・86と絶好調だった。オリックス戦も今季2試合に投げ、計16回を無失点と圧倒していたが…。「いいこと続きにはならないと思う」との悪い予感が当たってしまった。

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