「オリックス０－７西武」（１１日、ほっともっとフィールド神戸）

　西武の多和田真三郎投手がリーグ単独トップの１４勝目（５敗）を今季２度目の完封で飾った。三振は４つも、７安打２四球と打ち取る投球で凡打の山を築いた。

　オリックスには昨季４戦４敗とカモにされたが、今季は７試合で６勝目。５月１９日（ほっと神戸）に続く、今季２度目の完封となった。

　多和田は「最近、点数を取られていたので取られないように投げました。最初の方からスライダーが決まっていたので楽に投げることができた。チームが優勝争いをしているので勝てて良かった」と振り返った。

　打線は三回、秋山の１９号２ランで先制。五回には源田の犠飛で１点を加えると、六回にはまたも秋山がタイムリーを放つなど４点を奪い突き放した。

　オリックスは先発の松葉は５回５安打３失点と踏ん張ったが、打線の援護なく今季初黒星（１勝）。チームは球団ワーストタイの３試合連続完封負けで、連続無得点回は３３に伸びた。