プロ志望届の早実・野村、先輩の清宮から「よく決めたな」とエール 1年から中軸
プロ志望届を提出した高校通算68本塁打の早実・野村大樹内野手(3年)が12日、東京都八王子市内の同校グラウンドで取材対応した。
当初から早大への進学も選択肢にあったが、「野球に集中する環境がプロにはある」と高校からのプロ挑戦を決めた。今夏の西東京大会4回戦で敗退後に約1カ月間、両親と何度も話し合い。「小さい頃からの夢だった」というプロへの強い気持ちを貫いた。
1学年上の清宮幸太郎(日本ハム)のプロ入りも「少なからず影響はありました」と素直な思いも吐露した。1年目から活躍する先輩にはラインで報告。「『そうか。よく決めたな』と連絡がありました」と明かした。
「必要としてくれるところがあればお世話になるつもり」とプロ入りへの期待をふくらませた。憧れの選手として挙げたのは大先輩の王貞治氏。プロ志望届を提出した10日は自身の誕生日で「ちょっと狙いました」とはにかんだ。
野村は1年夏からベンチ入りすると4番に座り、清宮と中軸を担った。甲子園は2年春にセンバツ出場。最高学年になると、チームの主将を務めた。