中日松坂「最高のライバル」盟友杉内に感謝…電話では「あと5年は投げてくれ」
中日・松坂大輔投手(37)が12日、巨人・杉内に感謝の思いを語った。「ずっと強く意識してきた仲間で、最高のライバル。同じ時代に杉内俊哉というピッチャーがいたからこそ、僕は頑張ってこられた」と振り返った。
記者会見前の杉内と電話で話したという。「僕はもう少し頑張るよ」と伝えると、「あと5年は投げてくれ」と言われた。
横浜高3年の98年夏の甲子園2回戦で杉内擁する鹿児島実業に勝った。プロ入り後も投げ合い、06年、09年のWBCではともに日の丸を背負った。
38歳の誕生日を迎える13日の阪神戦で先発する松坂はこの日、キャッチボールやショートダッシュなどで最終調整を終えた。移籍後初となる屋外球場のマウンド。平成の怪物が盟友への思いも胸に腕を振る。