初芝立命館高に1カ月の対外試合禁止 部員間での金銭窃盗
日本学生野球協会は14日の審査室会議で高校13件と大学1件の処分を決め、初芝立命館高(大阪)は部員間での金銭の窃盗で8月30日から9月29日まで1カ月の対外試合禁止となった。ほか学校非公表で、部員の盗撮により1カ月の対外試合禁止処分が科された。
桐生第一高(群馬)で部内暴力があった部長が1カ月の謹慎、千葉学芸高のコーチは部内暴力で6カ月の謹慎処分。
九州共立大は部内暴力と報告遅れでコーチが11月23日まで4カ月の謹慎となった。
スポーツ界で暴力やパワーハラスメントが取りざたされている現状で、指導者による暴力、暴言、不適切指導が判明しており、日本高野連の上山勝己審議委員長は「あまりにも未熟で世間の流れを知らない人がいる。襟を正して子どもに向き合ってほしい」と見解を述べた。