巨人、屈辱の球団ワーストタイ4年連続V逸が確定 菅野でも勝てず4連敗

厳しい表情でスコアボードを見つめる巨人・高橋由伸監督=横浜スタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「DeNA3-1巨人」(15日、横浜スタジアム)

 巨人が引き分けを挟んで4連敗。球団ワーストタイの4年連続V逸が確定し、自力でのCS進出の可能性も消滅した。借金は今季ワースト7。先発の菅野が8敗目(12勝目)を喫した。

 一回、2死一、二塁から一塁後方の飛球を二塁手・山本が落球。適時失策となり、先制点を献上した。三回には2死一塁から、菅野がまさかの3連続四球。押し出しで2点目を献上した。

 元気のない打線は劣勢をはね返すムードが生まれない。昨年、山口俊の人的補償で巨人からDeNAに移籍した平良を打ちあぐね、七回途中まで1失点の好投を許した。

 巨人は原辰徳監督のもと12年からリーグ3連覇を飾った後、15年は2位。高橋由伸監督が就任した16年は2位、17年は4位で、今年も優勝争いを演じることなく惨敗した。現在3位も、4位中日に1・5ゲーム差と接近されており、2年連続Bクラスも現実味を帯びてきた。

 DeNAは2連勝で借金10、阪神を抜いて5位に浮上。平良は4勝目を飾った。

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