巨人・由伸監督「それは現実」球団ワーストタイの4年連続V逸
「DeNA3-1巨人」(15日、横浜スタジアム)
巨人が引き分けを挟んで4連敗。球団ワーストタイの4年連続V逸が確定し、自力でのCS進出の可能性も消滅した。借金は今季ワースト7となった。
優勝争いを演じることもできず、完敗。就任3年目の高橋監督は「それは現実ですからね」と悔しさを押し殺して受け入れた。
この日は一回、2死一、二塁から一塁後方の飛球を二塁手・山本が落球。指揮官が「あれはちょっとイージーミス」と振り返ったプレーは適時失策となり、先制点を献上した。三回には2死一塁から、菅野がまさかの3連続四球。押し出しで2点目を献上した。エース菅野は8敗目となった。
打線も劣勢をはね返すムードが生まれず。昨年、山口俊の人的補償で巨人からDeNAに移籍した平良を打ちあぐね、白星を献上した。
現在3位も、最下位の阪神まで4チームが1・5差にひしめき合う混戦模様。試合数が少なく、自力でのCS進出の可能性も消滅したが「今日で全てが終わるわけではないですから」と、前を向いた。